●クレサラ問題について

2008 年 9 月 26 日

クレサラ問題とは

クレサラ問題とは、クレジット会社やサラ金による多重債務、過酷な取りたて、高金利などを中心とした問題の総称である。

また、商工ローンに関する問題を含めて、クレサラ・商工ローン問題ということもある。

押し貸し

貸金業者(闇金融)が、勝手に銀行口座などに入金し、その後、高金利を付けて返済を要求することをいう。

勝手に入金されたものであるから、金銭貸借契約は成立しておらず、金利は一切支払う必要は当然ない。

弁護士が介入した場合、「入金された金員は不法原因給付だから返還しない。不満があるなら業者側から返還を求める訴訟を行うように」という趣旨の通知をしたり、すでに業者に「返済」している場合は「不法原因給付なので、業者側に押し貸しされた人への金員の返還請求権はない。返還請求権がないから、すでに業者側が返済を受けたと称する金員は法律上の原因なく取得した金員であり、不当利得となる。よって、押し貸しされた人への返還を求める。」という趣旨の通知をする場合が多い。

このような対応をしたからといって、闇金融業者が裁判所に提訴することなどまずないし、まして勝訴することなどあり得ない。

弁護士が介入しない場合、警察や消費者センターに相談の上で、入金された金額のみ返還するという処理が多い

紹介屋

多重債務者に「まだ借りられる業者を紹介する」などといって、高額な紹介料を取る業者のことをいう。

出資法では紹介料は契約額の5%以下に規制されており、それを超えるものは違法である。

雑誌などに広告を出している金融業者の中には、融資の申し込みを受けて審査をしているように装い、「自分のところでは融資が出来ないが,他の融資出来る業者を紹介する」といって適当な業者を紹介し、高額な紹介料を払わせるものもいるので注意が必要である。

このように紹介すると偽って紹介料を収受し、金融業者に対しまったく紹介行為を行っていないケースが多いが、これはもちろん刑法上の詐欺罪に当たる。

このような場合でも当該多重債務者は金融業者から借入ができてしまうことがあるが、そもそも紹介がなくても借りることができる経済状態だったから借りられたに過ぎないことに注意して欲しい。


登録番号

登録番号は「東京都知事(1)第12345号」「北海道知事(1)石第12345号」(「石」は石狩支庁)「兵庫県神戸県民局長(1)第12345 号」「関東財務局長(2)第01234号」のような形で表され、3年毎の更新が必要になる。

カッコ内の数字は登録の回数を示している。従って、カッコ内の数字を見れば、社歴=[ 登録の回数 × 3年 未満 ]の目安になる。スポーツ新聞や夕刊紙で広告している業者はカッコ内の数字が1であることがほとんどで、実績が短い(登録後の開業から3年未満)ことを示している。

貸金業規制法が施行されたのは1983年11月1日なので、2006年(平成18年)時点では8(登録後の開業から21年以上24年未満)が最高である。

なお、業者が廃止や登録取り消し処分を受けた場合、その登録番号は永久欠番となり、再使用されない。

●商工ローン

2008 年 9 月 17 日

商工ローンとは

事業者金融のことで、企業の経営者を対象に高い金利(最高年利29.2%)で事業用資金を貸し付ける業態を指す。

元は、手形割引を行っていた業者が転換したケースが多い。

利点として、銀行と比べて無担保、融資までの実施が早い点が挙げられます。